倉真小学校では、ここ2年間、睡眠についての研究をして、講師等を

お招きしています。生き物のバージョンも作成しましたので、ご覧ください。

🧒 子どもの睡眠と健康に関する雑学10選
1. 成長ホルモンは夜10時〜2時の間に多く分泌される
 → 特に深い眠り(ノンレム睡眠)の時に分泌されるので、「夜更かし」は成長の妨げに。
2. 赤ちゃんは1日16〜20時間も寝るのが普通
 → 新生児期は起きている時間のほうが短く、睡眠が発達の土台になっています。
3. 寝不足の子は“キレやすく”なる傾向がある
 → 睡眠不足は情緒のコントロールをつかさどる前頭葉に影響。イライラしやすくなる。
4. 5歳頃までは昼寝も発達に重要
 → 昼寝によって記憶の定着や脳の休息が行われ、言葉や運動機能の発達も助けられる。
5. 睡眠不足の小学生は集中力・学力にも影響が出る
 → たとえば1時間の寝不足が続くだけで、テストの正答率が数%下がるという研究も。
6. 子どもは大人より「深い眠り」の割合が高い
 → だからこそ、しっかり眠れる環境(音・光・気温)を整えるのが大事。
7. 就寝前の“スマホ・テレビ”は眠りを妨げる
 → ブルーライトがメラトニン(眠気を起こすホルモン)を減らしてしまいます。
8. 睡眠不足が“肥満リスク”を高めることがある
 → 子どもも寝不足だと食欲を刺激するホルモンのバランスが崩れ、食べすぎに。
9. 子どもにも「睡眠リズム障害」が起こることがある
 → 夜寝られない・朝起きられないなど、体内時計の乱れが原因。生活リズムの見直しが効果的。
10. 寝る前の“読み聞かせ”は入眠儀式として効果的
 → 安心感を得られることで、眠りがスムーズに。親子の絆も深まります📖💤

🧫 感染症に関する雑学 5選

1. くしゃみ1回で飛び出すウイルスは100万個以上!?

くしゃみ1回で飛び出す飛沫には、最大で100万個以上のウイルスや細菌が含まれていることがあります。しかも、2〜3メートル先まで飛ぶため、咳エチケットはとても重要です。



2. インフルエンザウイルスは“冬に強い”理由がある

ウイルスは乾燥した空気と低温を好むため、冬に流行します。湿度が高いとウイルスは空気中に長く留まりにくく、感染しにくくなります。加湿器が活躍するのはこのため!



3. 手洗いは“指先”と“親指の付け根”を洗い忘れやすい

ウイルスや菌は手のひらよりも爪の間・指先・親指の周りに多く残りやすいです。だから、手洗いは「指先から」「親指をねじり洗い」がポイント!



4. 風邪とインフルエンザは“全く別の病気”

どちらも発熱・咳・鼻水が出ますが、ウイルスの種類が全然違います。風邪の原因ウイルスは200種類以上あるため、いまだに“風邪薬”は根本的な治療薬ではなく、対症療法だけなんです。



5. 感染症は“目”からもうつることがある

風邪やインフルエンザのウイルスは、目の粘膜からも侵入します。だから、手で目をこするのもリスクあり!花粉症の時期に感染症が流行ると、意外な感染経路になります。